ウォーキングが趣味といいますか、普通に移動手段としてよく歩きます。もう癖みたいになってます。歩きながら考え事をしたり、無心になったり、何だか気持ちよくなってきたりで、結果もう少し歩いてみようかなんて感じで、距離が伸びていったりします。
かつては近くのお寺に座禅をしによく行ってましたが、歩くようになってからはめっきり減りました。あまり行きたいと思わなくなったんです。
どっちも脳にいいというか、同じような効果があるから、片方始めたから、片方が必要なくなったのかと勝手に思ってました。それも一理あったみたいです。
ウォーキングをすると脳の血流量が増えます。そうすると脳の神経細胞が増えます。神経細胞が増えると海馬が成長し、記憶力、学習能力が向上します。また、認知機能も向上するため、集中力、判断力もアップするそうです。
また、有酸素運動なので、セロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは幸せホルモンなんていわれてて精神状態の安定に大きく作用します。脳とか消化管の腸に多くあるそうです。腸は第二の脳なんていわれていてこれも精神状態に影響があります。セロトニンが増えると精神的に気分が安定し、不安やうつ病などの症状を軽減できるそうです。いわれてみれば歩数が少ない日は何か足りない気がします。
さらに脳内のエンドルフィンが放出され、幸福感、快感をもたらしてくれるし、気分が高揚する効果もあるらしいです。(βエンドルフィンは脳内麻薬ともいわれていて、快感や安らぎの心を生み出します)
こんなことを聞くといいことだらけです。
ちなみに座禅はアルファ波、シータ波、デルタ波が放出され、リラックス状態を作り、集中力も増すそうです。それに座禅中の呼吸でセロトニンが分泌されて、やっぱり気分の安定、ストレス軽減などの効果があるみたいです。複式呼吸によってβエンドルフィンをも分泌させるのは座禅でも同じだそうです。
こう聞くと座禅でもウォーキングでもどっちでもいいような感じですが、やっぱり歩けるうちはウォーキングがいいかな。景色も楽しめるし、匂いや音も。五感で味わうことができますし。
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