中日ドラゴンズ ②

今年は井上監督が就任して期待していたんですけど、やっぱり弱い。前任の監督さんはパワハラ気質で選手がやりにくそうだなんて伝えられていました。3年連続最下位でした。当然責任を取ることになり、井上監督が就任しました。いい人事だと思いました。ドラフトでも金丸投手を引き当てて、キャンプから明るい話題も多かったし、陽気でポジティブな井上監督がチームの雰囲気を変えてくれると思っていました。

23年の中日二軍は片岡監督のもと、勝率3割台という部類の弱さでした。去年24年、井上監督がファームの監督に就任して、いきなり優勝争いです。勝てる監督の一軍就任に期待も膨らみました。

ところがところがシーズン入ってみたら今年も大して変わらない感じです。この低迷は何が原因かまだ分析できてないことが明らかになりました。

一体なぜ弱いんでしょう?

僕には落合監督時代から悪い徴候があったような気がしてならないんですよ。落合監督は生え抜きの選手を育てる意識がまるでない監督でした。自分とこの若い選手をバカにしたようなこといったりしてました。ヨソで戦力外になった選手を取ってきて第二捕手にしたり、代打の切り札にしたり、見ていてしらける起用が多くありました。自分の評価は高めましたけど。

当時の落合監督のインタビューで「一番伸びた選手は谷繁」という発言もちょっと驚きでした。横浜でバリバリのレギュラーでFA移籍してきた選手を自分が育てたようなこと言いだしたり、山田監督時代に規定打席到達していた荒木選手、井端選手を自分がレギュラーにしたみたいなこといったり。確かに落合監督がレギュラーで起用し続けたことは間違いないですけど。あれだけ若手を抜擢せずに8年もやって、当時の二軍の選手は希望もなく、よく耐えたと思います。

GM時代もすごかったです。主力選手をバカにしたり、ドラフトで指名した選手はことごとく外しまくったし。

もともとドラフト上手で、育成上手だった球団があれ以来変わりました。入団してくる選手が全然レギュラーを取れなくなりました。精神的なひ弱さを感じます。闘争心が感じられない。勝負に勝つんだという気持ちが弱く感じてしまうんです。

星野監督が阪神にいってから阪神はAクラスの常連になってます。星野さんはお金を使った補強もすごくしていましたから、単純にマネはできませんが、気持ちの強い監督でした。

とはいえ退団から10年以上も経っている訳でいつまで落合さんを引きずってるんだとお叱りを受けそうです。落合さんだけでもなく、球団にも問題はあるといえば、それもそのとおりです。

今年はケガ人ばかりですね。相変わらずセンターラインが決まらないし、四番もエースも出てこないけど、井上監督が勝てる監督になる要素が多いことは間違いないです。情があるし、理論もありそうだし、ちょっと恐怖心は少なそうですけど、コミュニケーション上手だし。早く低迷時代を終わらして、新しい時代を作ってほしいですね。

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