来週はドラフトですね。毎年この時期になるとソワソワします。いままで数々のドラマがありました。荒川さん、江川さん、清原さん、等々。昔と比べると近年は淡々と進んでいっているようにみえますが、候補選手、その家族、関係者にとっては人生が変わる一日ですね。指名されるかされないか、どの球団に指名されるかでオーバーではなく人生が変わります。指名する球団側にとってもいいドラフトができたかどうかで編成が変わってくるし、いま現役で所属する選手にとっても自分のポジションとかぶる選手を指名するかどうか、また、ドラフト後の戦力外通告もありますから大いに気になることでしょう。
来年の戦力もそうですけど、中期的な視点も必要になるのがドラフトです。3年後、5年後に出てきてほしい高卒の選手も指名したりしますね。いまレギュラーがいるポジションでも数年後の衰えを考えて指名したりとか。球団の考えが見えて選手が奮起したり、期待した選手が伸びてこなかったり、計算が狂うこともよくあることです。
長期的な見方もできなくはないですよね。将来的なことまで計算して指名した訳ではなくとも、結果的に指名された球団に多大な貢献をした人がいることは事実で、ヤクルトの小川さんは、選手時代そこまでの活躍ではなかったけど、結果的にコーチ、監督、GMまでして長年球団のために功労を尽くしました。昇竜館寮長の平沼さんも引退後はスタッフとして球団に長く貢献し、いまも働いてます。
過去には訳の分からない年もありました。2001年は捕手の前田さん、田上さんを1位、2位で指名し、その挙句、FAで谷繁さんを獲得して前田さん、田上さんはほぼ出番なし。一体どういう意図だったのかと首をかしげたくなりました。(後年中田さんの本で真相を知りました)
落合さんがGMの時代もひどいドラフトでした。大学、社会人中心でいっているのに即戦力という話しではなく、戦力にすらならずにほぼ自由契約になっていきました。未知数の高校生を取った訳じゃなかったのに。あのときの停滞感といったら…いや後退感すら感じたものです。
2021年ドラフトも、大卒の右打ち外野手を3人も指名しています。ブライト選手、鵜飼選手、福元選手。偏りすぎじゃないかと思ったものです。さらに翌年には現役ドラフトで細川選手の獲得です。で、今年ルーキーの花田選手が使えそうとなったらブライト選手が戦力外になってしまいました。残念ですね。年齢構成的に若い選手入れるんですかね。(鵜飼選手は今年も前半戦にちょっと打ちましたがロマン砲卒業ならずでした。最近は見てませんが6月ごろの印象だと鵜飼選手のフォームは軸足が動きすぎというか崩れるというか、あれだけ上下動しては目線がぶれてボールが見えないでしょう。落合博満さんの著書「バッティングの理屈」を読んで軸足の勉強をするといいと思います)
2022年ドラフトはショートばっかり取った年です。村松選手、浜選手、田中選手、福永選手。ただショートの選手はコンバートもできるので、それはそれでありかなと思いましたが、その翌年また2位3位で津田選手、辻本選手の指名です。しかも上位の枠を使ったにもかかわらず二人とも3年で自由契約です。だったら投手でも取っておけばと嘆きたくもなります。これではチーム強化は覚束ない。
井上監督に変わってからのここ2年はいいドラフトをしています。今年は投手中心にバランス型の指名でいくような噂ですね。やっぱりバッテリー強化ですよね。日渡選手を出したし、キャッチャーは1人は取りそうです。僕の希望は1位は1位でしか取れないキャッチャーでいってほしいですね。13番目は足が使える選手がほしいですね。接戦の終盤に2アウトからランナーが出塁したときに代走で出て、相手バッテリーがどんな警戒しても盗塁が決められて、その走者が2塁から単打1本で1点入るような攻撃ができるといいですよね。攻撃のバリエーションができるし、相手が嫌がりますから。走攻守三拍子そろった右投げ左打ちの野手は大体毎年出てきます。今年は1人取る年なんでしょうか。球団の判断はどうなんでしょう。大事なのは即戦力のピッチャーです。即戦力の投手は大学、社会人、独立リーグの地味な実力派を下位指名で補強です。下位指名で活躍してるピッチャーはゴロゴロいます。松山投手は育成だし、工藤投手、神宮投手も育成です。スカウトが選手の隠れた能力を見抜いてきて、入団後の指導、育成で選手の能力を開花させていく。選手個々の成長がチーム力につながることは間違いないです。今年も楽しみに待ってます。(2026/10/13)
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